中国のぬいぐるみとギフトの街、揚州

最近、中国軽工業連合会は揚州市に「中国ぬいぐるみ・ギフト都市」の称号を正式に授与しました。「中国ぬいぐるみ・ギフト都市」の除幕式は4月28日に開催される予定です。

1950年代、わずか数十人の従業員を抱える貿易加工工場「玩具廠」から始まった揚州の玩具産業は、数十年の発展を経て、現在では10万人以上の従業員を抱え、55億人民元の生産額を創出しています。揚州のぬいぐるみは世界売上高の3分の1以上を占め、揚州は世界の「ぬいぐるみの故郷」ともなっています。

昨年、揚州は「中国ぬいぐるみ・ギフト都市」の称号を宣言し、ぬいぐるみ産業発展の戦略ビジョンと展望を提唱しました。全国最大のぬいぐるみ生産拠点、全国最大のぬいぐるみ市場拠点、全国最大のぬいぐるみ情報拠点を構築し、2010年のぬいぐるみ産業の生産額は80億元に達するとしています。今年3月、中国軽工業連合会は揚州の宣言を正式に承認しました。

「中国のぬいぐるみとギフトの街」の称号を獲得した揚州玩具の金含有量は大幅に増加し、揚州玩具が対外的に発信する権利もさらに高まります。

五亭龍国際玩具城は、中国江蘇省揚州市維陽区江陽工業園区に位置し、東は揚州市の幹線である揚子江北路に、北は中央大街に隣接しています。敷地面積は180ムー余り、建築面積は18万平方メートル、営業店舗数は4500店を超えています。国際基準を備えた専門的な玩具貿易センターとして、「五亭龍国際玩具城」は明確な主業務と明確な特色を持っています。中国と海外の完成玩具とアクセサリーを筆頭に、6つのエリアに分かれて、子供用、大人用玩具、文房具、ギフト、金銀装飾品、ファッション用品、手工芸品などを運営しています。玩具および関連製品の取引は、全国の都市部と農村部、そして世界の玩具市場に広がり、完成すれば大規模な有名な玩具研究開発および貿易センターになります。

玩具城の中心部には、子供、青少年、青年、高齢者向けの様々な形態の特区があり、現代的なギフト、精巧な工芸品、流行の文房具なども販売されています。武亭龍国際玩具城の1階には、「欧米玩具」、「アジア・アフリカ玩具」、「香港・台湾玩具」の特区があり、「陶芸バー」、「切り絵バー」、「工芸工房」、「玩具練習場」などの参加型施設もあります。2階には、「コンセプト玩具展示センター」、「情報センター」、「製品開発センター」、「物流配送センター」、「融資センター」、「ビジネスサービスセンター」、「飲食・娯楽センター」の7つのセンターがあります。玩具城は、商取引の組織と管理を担うだけでなく、「広告グループ」、「エチケットグループ」、「賃貸・販売グループ」、「セキュリティグループ」、「人材グループ」、「代理店グループ」の7つのワーキンググループを有し、「公共サービスグル​​ープ」は、お客様に立体的なサポートを提供し、価値を創造します。また、玩具城は、中国で唯一の「中国玩具博物館」、「中国玩具図書館」、「中国玩具アミューズメントセンター」をこの段階で設立する予定です。

揚州は長い歴史を持つぬいぐるみの育成のもと、材料から完成したぬいぐるみまでの完璧な閉ループを形成しています。